個人情報保護士認定試験 脅威と対策・組織的人的セキュリティ 練習問題 第44問: IPA「安全なウェブサイトの作り方」は、脆弱性を作り込まない「根本的解決」と、攻撃による影響を軽減する「保険的対策」を併せて採用することが有効な場合もあるとして
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IPA「安全なウェブサイトの作り方」は、脆弱性を作り込まない「根本的解決」と、攻撃による影響を軽減する「保険的対策」を併せて採用することが有効な場合もあるとしている。次の対策のうち、同書で保険的対策とされているものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. HTTPヘッダ・インジェクション対策として、外部からの入力の全てについて改行コードを削除する
IPA「安全なウェブサイトの作り方」は、脆弱性を作り込まない実装を根本的解決、攻撃による影響を軽減する対策を保険的対策とし、保険的対策のみに頼る設計は推奨されないとしたうえで、根本的解決の実装に漏れが生じた場合のセーフティネットとして、両者を併せて採用することが有効な場合もあるとしています。対策を重ねるという点で多層防御の考え方に通じます。HTTPヘッダ・インジェクションでは、ヘッダ出力用APIを使用すること(7-(i)-a)などが根本的解決で、外部からの入力の全てについて改行コードを削除すること(7-(ii))は保険的対策です。1のプレースホルダ(SQLインジェクション、1-(i)-a)、3の出力する全ての要素へのエスケープ処理(クロスサイト・スクリプティング、5-(i))、4のセッションIDを推測が困難なものにすること(セッション管理の不備、4-(i))は、いずれも根本的解決とされています。
根拠・参照資料: 個人情報の保護に関する法律第23条(個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」別添)
関連キーワード: 安全なウェブサイトの作り方・根本的解決・保険的対策・多層防御
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