危険物取扱者 甲種 物理学及び化学 練習問題 第50問: ヘスの法則を用いた計算問題として、次の2つの熱化学方程式が与えられている。①C(黒鉛)+ O₂ = CO₂ + 394 kJ、②CO + 1/2 O₂ = CO
ヘスの法則を用いた計算問題として、次の2つの熱化学方程式が与えられている。①C(黒鉛)+ O₂ = CO₂ + 394 kJ、②CO + 1/2 O₂ = CO₂ + 283 kJ。このとき、C(黒鉛)+ 1/2 O₂ = CO + Q kJ におけるQの値として正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. 111 kJ
ヘスの法則(総熱量保存の法則)により、反応熱は反応の経路によらず、最初と最後の状態だけで決まります。求める反応は「① − ②」の操作で得られます。①の左辺・右辺から②の左辺・右辺をそれぞれ引くと、C(黒鉛)+ O₂ − CO − 1/2 O₂ = 394 − 283 となり、整理すると C(黒鉛)+ 1/2 O₂ = CO + 111 kJ が得られます。よって Q = 394 − 283 = 111 kJ です。677 kJは①と②を誤って足した場合(394 + 283)の誤答、−111 kJは引き算の向きを逆にした誤答、283 kJは②の反応熱をそのまま流用した誤答です。黒鉛の燃焼を「一気にCO₂まで進む経路」と「COを経由する経路」に分けて考えるのがヘスの法則の典型問題です。
関連キーワード: ヘスの法則・熱化学方程式・反応熱・一酸化炭素・生成熱・総熱量保存の法則
次のステップ
危険物甲種の足切り科目を45問で見つける
法令15問、物理・化学10問、性質・消火20問。各科目60%の合格基準に沿って、弱点を科目別に確認できます。Premium (月480円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 危険物甲種
危険物甲種のおすすめテキスト6冊比較|全6類対応・物理化学が苦手でも選べる参考書【2026年版】
危険物甲種のおすすめテキストを実物名で比較。全6類の性質表が充実した参考書、物理化学が苦手な人向けの解説書、独学タイプ別の選び方を整理し、自分に必要な1冊を選ぶ手順を案内します。
- 危険物甲種
危険物甲種 講座おすすめ2026|SATを使う前に見る判断軸
危険物甲種で講座を使うべきか迷う人へ。SAT・独学テキスト・ぴよパス演習の役割を分け、向く人・向かない人・買う順番と失敗しない判断軸を整理します。
- 危険物甲種
危険物取扱者甲種 第1類〜第6類の性質一覧|6類を横断で整理して覚える (2026年版)
危険物取扱者甲種で最大の負担になる第1類から第6類までの性質を、消防法別表第一の条文どおりに横断で整理します。酸化性固体・可燃性固体・自然発火性物質・引火性液体・自己反応性物質・酸化性液体の6区分と、消火方法が分かれる境目、乙種との出題範囲の違いまで独学向けにまとめました。
通信講座も検討するなら
PR※ 編集方針に基づく厳選。A8.net 等のアフィリエイトリンクを含みます。


