1級建築施工管理技術検定 第一次検定 施工管理法 (施工計画・工程・品質・安全) 練習問題 第10問: クレーン等安全規則に定める、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
クレーン等安全規則に定める、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. ワイヤロープは、直径の減少が公称径の10%を超えるものを使用してはならない。
「ワイヤロープは、直径の減少が公称径の10%を超えるものを使用してはならない」が不適当です。クレーン等安全規則第215条は、玉掛用具として使用してはならないワイヤロープとして、1よりの間で素線 (ワイヤロープをなす細い鋼線。素線の間を埋めるフィラ線は除く) の数の10%以上の素線が切断しているもの、直径の減少が公称径 (呼びの太さ) の7%を超えるもの、キンク (よじれて折れ曲がった癖) したもの、著しい形くずれ又は腐食があるものを挙げています。
ワイヤロープの直径の減少の基準は10%ではなく7%で、素線の切断の10%以上 (肢2) とは別の数値です。つりチェーンについては第216条が、伸びが製造時の長さの5%を超えるもの、リンクの断面の直径の減少が製造時の10%を超えるもの、き裂があるものの使用を禁じているので、肢3は正しい記述です。
玉掛用具であるワイヤロープの安全係数 (切断荷重を、かかる荷重の最大の値で割った値) は第213条で6以上とされており、肢4も正しい記述です。直径の減少は、ワイヤロープが「公称径の7%を超える」、つりチェーンが「製造時の10%を超える」ものを使わないと、用具ごとの数値を区別して覚えましょう。
出典: クレーン等安全規則 第213条・第215条・第216条
根拠・参照資料: クレーン等安全規則第213条、クレーン等安全規則第215条、クレーン等安全規則第216条
関連キーワード: 玉掛用具・ワイヤロープ・直径の減少・つりチェーン・安全係数