1級建築施工管理技術検定 第一次検定 施工管理法 (施工計画・工程・品質・安全) 練習問題 第5問: 品質管理に用いる管理図に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
施工管理法 (施工計画・工程・品質・安全)
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第5問
品質管理に用いる管理図に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 管理限界線は、製品の規格値の上限と下限に合わせて引く。
「管理限界線は、製品の規格値の上限と下限に合わせて引く」が不適当です。管理限界は、工程が統計的管理状態 (偶然のばらつきだけで安定している状態) にあるかを判断する線で、工程のデータのばらつきから求めます。
一般に中心線から上下に標準偏差の3倍の位置 (3シグマ限界) に引くので、肢1は正しい記述です。規格値 (規格限界) は製品が使用目的に合うかを判定する値で役割が違い、規格値に合わせて引いた線では、工程が統計的管理状態にあるかを判断できません (肢2)。
管理図は今の工程の出来を過去の出来と比べる道具なので、工程の大きな変更などの正当な理由がない限り、管理限界線を頻繁に引き直しません。引き直してばかりでは比べる意味がなくなります (肢3)。
管理限界は、偶然原因だけがはたらく限り、ほとんど全ての点が内側に入るように定めます (肢4)。管理限界は「工程の安定」、規格値は「製品の合否」を判断する線だと区別して覚えましょう。
出典: NIST/SEMATECH e-Handbook of Statistical Methods 6.3.1・6.3.2
関連キーワード: 管理図・管理限界線・規格値・3シグマ・品質管理
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