1級建築施工管理技術検定 第一次検定 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第13問: 事業者が労働者に足場 (つり足場を除く。) で作業を行わせる場合の点検、補修及び記録に関する次の記述のうち、労働安全衛生規則上、最も不適当なものはどれか。
事業者が労働者に足場 (つり足場を除く。) で作業を行わせる場合の点検、補修及び記録に関する次の記述のうち、労働安全衛生規則上、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 点検者を指名して、その日の作業を開始する前に行わせる足場用墜落防止設備の取り外し及び脱落の点検も、結果を記録して保存しなければならない。
「その日の作業を開始する前に行わせる…点検も、結果を記録して保存しなければならない」が不適当です。事業者は、点検者を指名して、その日の作業を開始する前に、作業箇所の足場用墜落防止設備 (手すりなど) の取り外し及び脱落の有無を点検させなければなりませんが (第567条第1項)、記録と保存の定めは、同条第3項が「前項の点検を行つたとき」とするとおり、悪天候などの後の第2項の点検にだけあります。
「直ちに補修しなければならない」は適当です。作業日ごとの点検で異常を認めたときは、直ちに補修します (同条第1項)。
「中震以上の地震の後」の緊結部 (部材を締め付けてつなぐ部分)、接続部及び取付部の緩みの点検も適当です。悪天候、中震以上の地震、足場の組立て・一部解体・変更の後に作業を行うときは、点検者を指名して、作業開始前に点検させます (同条第2項第2号)。
「脚部の沈下及び滑動の状態」「補強材の取付状態」も、同じ第2項の点検事項 (第6号・第7号) です。
「その措置の内容を記録」も適当です。第2項の点検では、結果と点検者の氏名、補修等の措置を講じた場合はその内容を記録し、足場を使う作業の仕事が終わるまで保存します (同条第3項)。
足場の点検を記録して保存する義務は、悪天候・地震・組立て等の後の点検にかかり、作業日ごとの墜落防止設備の点検にはかかりません。
出典: 労働安全衛生規則 第567条
根拠・参照資料: 労働安全衛生規則第567条
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