1級建築施工管理技術検定 第一次検定 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第5問: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、監理技術者補佐としてコンクリートの打継ぎ部を設け、次のコンクリートを打ち込むまでを管理する場合の措置に関する記述と
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、監理技術者補佐としてコンクリートの打継ぎ部を設け、次のコンクリートを打ち込むまでを管理する場合の措置に関する記述として、特記がない場合、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 次のコンクリートを打ち込む前に、打継ぎ面は散水せず、乾いた状態にしておく。
肢3が最も不適当です。標準仕様書 6.6.3(2) は、打込みに先立ち、打込み場所を清掃して雑物を取り除き、散水してせき板と打継ぎ面を湿潤にするとしています。
あわせて 6.6.4(3) は、打継ぎ面には水がたまらないようにするとしています。打継ぎ面は乾かすのでも水をためるのでもなく、湿らせて水をためない状態にします。
肢1「柱及び壁の打継ぎの位置は、スラブ、壁梁又は基礎の上端とする」は 6.6.4(1) のとおりで適当です。打継ぎの位置は特記によりますが、特記がなければこの位置です。
肢2「仕切板などを用い、モルタルやセメントペーストが漏れ出ないように仕切る」は 6.6.4(2) のとおりで適当です。
肢4「外部に接する箇所には定規を取り付けて引通しよく打ち切り、目地を設ける」も 6.6.4(2) のとおりで適当です。定規は小角などの角材で、目地の寸法は特記によります。
肢5「レイタンスとぜい弱なコンクリートを取り除き、健全なコンクリートを露出させる」は 6.6.4(4) のとおりで適当です。レイタンスは、打込み後のコンクリート表面に浮き出た微粒子がつくるぜい弱な層です。
コンクリートの打継ぎ面は、打込みの前に散水して湿潤にし、水はたまらないようにします。
出典: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 6.6.3・6.6.4
関連キーワード: コンクリート工事・打継ぎ・レイタンス・打継ぎ目地・仕切板