1級建築施工管理技術検定 第一次検定 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第4問: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、監理技術者補佐として基礎・梁側・柱・壁のせき板を取り外す時期を判断する場合に関する記述として、特記がない場合、最も
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、監理技術者補佐として基礎・梁側・柱・壁のせき板を取り外す時期を判断する場合に関する記述として、特記がない場合、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 寒冷のため強度の発現が遅れるおそれがある場合は、表の平均気温の区分を一段低い区分に読み替えた材齢の日数で最小存置期間を定める。
肢2が最も不適当です。標準仕様書 6.8.4(2)(ア) は、最小存置期間をコンクリートの材齢又は圧縮強度により定めるとしたうえで、寒冷のため強度の発現が遅れるおそれのある場合は、コンクリートの圧縮強度により存置期間を定めるとしています。
材齢の日数で定めるのではなく、気温の区分を読み替える決まりもありません。最小存置期間は、せき板(コンクリートに接する型枠の板)を外してよいまでの最短の期間です。
肢1「早強ポルトランドセメント・平均気温15℃以上は材齢2日」は表 6.8.2 のとおりで適当です。
肢3「高炉セメントB種・平均気温5℃以上15℃未満は材齢7日」も表 6.8.2 のとおりで適当です。同じ気温の区分で、普通ポルトランドセメントは5日、中庸熱ポルトランドセメントは8日です(表 6.8.2)。
肢4「圧縮強度によって定める場合は、5N/mm²以上となるまで存置する」は表 6.8.2 の圧縮強度による場合の欄のとおりで適当です。
肢5「圧縮強度試験で確認して取り外す場合は、試験の結果と安全を確認するための資料により監督職員の承諾を受ける」は 6.8.4(2)(イ) のとおりで適当です。試験の供試体は、工事現場の水中養生又は封かん養生のものです(表 6.8.2 の注)。
寒冷で強度の発現が遅れるおそれがあるときは、せき板の存置期間を材齢でなく圧縮強度で定めます。
出典: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 6.8.4・表 6.8.2
関連キーワード: 型枠工事・せき板・最小存置期間・圧縮強度・寒冷時