1級建築施工管理技術検定 第一次検定 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第3問: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、鉄筋のガス圧接の試験で圧接部やロットが不合格となったとき、監理技術者補佐が次にとる措置に関する記述として、特記がな
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、鉄筋のガス圧接の試験で圧接部やロットが不合格となったとき、監理技術者補佐が次にとる措置に関する記述として、特記がない場合、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 不合格で中止した工事を再開するに当たっては、再発防止の措置を定めて監督職員と協議する。
肢5が最も不適当です。標準仕様書 5.4.11(2)(ア) は、超音波探傷試験又は引張試験で不合格となったロットについて、工事を再開するに当たり、再発防止のために必要な措置を定め、監督職員の承諾を受けるとしています。
1.1.2 は、承諾(受注者等が書面で申し出た事項を監督職員が書面で了解すること)と協議(両者が合議し、結果を書面に残すこと)を別の手続きとして定めています。肢5は、承諾とすべきところを協議とした点が誤りです。
肢1「折れ曲がりが規定値を超えた圧接部は再加熱して修正する」は 5.4.11(1)(エ) のとおりで適当です。切り取らずに再加熱で直せる不具合です。
肢2「不合格ロットは直ちに作業を中止して原因を調査し、残り全ての圧接部に超音波探傷試験を行う」は 5.4.11(2)(ア) のとおりで適当です。抜取りでなく残りの全数を試験します。
肢3「残りの圧接部の試験で不合格となった圧接部は、監督職員と協議を行い、切り取って再圧接する」は 5.4.11(2)(イ) のとおりで適当です。切り取りは協議で、工事の再開は承諾と、手続きが分かれています。
肢4「措置をとった圧接部は外観試験と超音波探傷試験を行い、記録を整理して監督職員に提出する」は 5.4.11(3)・(4) のとおりで適当です。
不合格ロットが出て中止した工事を再開するには、再発防止の措置を定めて監督職員の承諾を受けます。
出典: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 1.1.2・5.4.11
関連キーワード: ガス圧接・不合格ロット・超音波探傷試験・再圧接・監督職員の承諾