1級建築施工管理技術検定 第一次検定 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第2問: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、監理技術者補佐として鉄骨の工事現場施工を管理する場合、アンカーボルトの設置から建方までの措置に関する記述として、特
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によれば、監理技術者補佐として鉄骨の工事現場施工を管理する場合、アンカーボルトの設置から建方までの措置に関する記述として、特記がない場合、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. アンカーボルトは二重ナットと座金を用い、ねじがナットの外に2山以上出るようにする。
肢3が最も不適当です。標準仕様書 7.10.3(1)(イ) は、アンカーボルトは二重ナットと座金を用い、ねじがナットの外に3山以上出るようにするとしています。
肢3は、3山以上を2山以上とした点が誤りです。二重ナットは、ナットを2個重ねて締める方法です。
同じ項は、コンクリートに埋め込まれる場合は二重ナットとしなくてもよいとしています。
肢1「柱梁接合部の混用接合や併用継手の仮ボルトは、1群のボルト数の1/2以上、かつ、2本以上を締め付ける」は 7.10.5(3) のとおりで適当です。一般の仮ボルトの1/3以上、かつ、2本以上(7.10.5(2))より多く締め付けます。
肢2「建入れ精度の計測と建入れ直しは本接合に先立って行う」は 7.10.5(5) のとおりで適当です。建入れ直しは柱の倒れなどを直す作業で、本締めや溶接で接合を固めた後では直せません。
肢4「衝撃などで有害な曲がりが生じないように取り扱い、ねじ部に布やビニルテープを巻いて養生する」は 7.10.3(4) のとおりで適当です。養生は、ねじ部の損傷や錆、コンクリートの付着を防ぐためです。
肢5「柱底均しモルタルを施工するコンクリートの表面は、レイタンスなどを取り除き、目荒しを行う」は 7.10.3(5)(イ) のとおりで適当です。レイタンスは、打込み後のコンクリート表面にできるぜい弱な薄い層です。
アンカーボルトのねじは、ナットの外に3山以上出るようにします。
出典: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 7.10.3・7.10.5
関連キーワード: 鉄骨工事・アンカーボルト・建入れ直し・本接合・柱底均しモルタル