1級建築施工管理技術検定 第一次検定 建築学等 (環境工学・一般構造・構造力学・建築材料) 練習問題 第16問: 特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、内装の張物下地に用いるセルフレベリング材の品質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか
特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、内装の張物下地に用いるセルフレベリング材の品質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. フロー値は、せっこう系、セメント系とも 19 cm 以下とする。
「フロー値は、せっこう系、セメント系とも 19 cm 以下とする」が最も不適当です。セルフレベリング材は、流し込むと自らの流動性で平らに広がる床の下地材です。
公共建築工事標準仕様書 15.5.2 の表 15.5.1 [セルフレベリング材の種類及び品質] では、フロー値はせっこう系・セメント系とも 19 cm 以上と、下限で定められています。フロー値は材料の流動性を表す値です。
「凝結時間は、せっこう系、セメント系とも始発が 45 分以上、終結が 20 時間以内」、「長さ変化は、せっこう系が 0.05% 以下、セメント系が 0.12% 以下」、「下地接着強度は、せっこう系が 0.5 N/mm² 以上、セメント系が 0.7 N/mm² 以上」はいずれも表のとおりです。このほか表には、圧縮強度 (せっこう系 15 N/mm² 以上・セメント系 20 N/mm² 以上)、表面接着強度 (せっこう系 0.4 N/mm² 以上・セメント系 0.5 N/mm² 以上)、衝撃を受けても割れ及びはがれのないことが定められ、試験方法は日本建築学会の品質規準 (JASS 15 M-103) によります。
フロー値は両系とも 19 cm 以上と下限で定められ、強度と接着強度の下限はせっこう系の方が低く、長さ変化の上限はせっこう系の方が小さいと整理しましょう。出典: 公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 令和7年版 15.5.2 (表 15.5.1)
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