1級建築施工管理技術検定 第一次検定 建築学等 (環境工学・一般構造・構造力学・建築材料) 練習問題 第15問: 特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、コンクリートに用いる骨材のアルカリシリカ反応性による区分とアルカリシリカ反応抑制対策に関する次
特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、コンクリートに用いる骨材のアルカリシリカ反応性による区分とアルカリシリカ反応抑制対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 区分 B の砕石を使用し、高炉セメント B 種を使用した普通コンクリートで抑制対策を行う場合、高炉スラグの分量 (質量分率) は 15% 以上とする。
「…高炉スラグの分量 (質量分率) は 15% 以上とする」が最も不適当です。アルカリシリカ反応は、骨材中の成分がセメントのアルカリと反応してコンクリートを膨張・ひび割れさせる現象です。
公共建築工事標準仕様書 6.3.1(2)(イ) は、JIS A 5308 附属書 JA に規定する、骨材のこの反応性による区分を特記によるとし、特記がなければ A としています。抑制対策を定めているのは区分 B の骨材を使う場合で、砕石・砕砂・電気炉酸化スラグ骨材・砂利・砂では、その一つが高炉セメント B 種やフライアッシュセメント B 種、または高炉スラグ微粉末やフライアッシュを混和材として用いる普通コンクリートの使用です。
このとき高炉セメント B 種の高炉スラグの分量は 40% 以上、フライアッシュセメント B 種のフライアッシュの分量は 15% 以上です。15% はフライアッシュの値です。
「砕石、砕砂、砂利及び砂の…区分は、A とする」は同じ項のとおりです。「アルカリ総量が 3.0 kg/m³ 以下であることを確認する」はもう一つの対策で、6.5.4(2) により確認します。
「…セメント試験成績表の値により確認する」も同じ項のとおりです。フェロニッケルスラグ骨材は JIS A 5011-2 の附属書による方法など、骨材の種類で対策が分かれます。
区分 B の骨材の抑制対策では、高炉セメント B 種は高炉スラグ 40% 以上、フライアッシュセメント B 種はフライアッシュ 15% 以上と組で覚えましょう。出典: 公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 令和7年版 6.3.1(2)
関連キーワード: アルカリシリカ反応・骨材・高炉セメントB種・アルカリ総量・公共建築工事標準仕様書