1級建築施工管理技術検定 第一次検定 建築学等 (設備・契約・躯体工事・仕上げ工事) 練習問題 第20問: 特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、頭付きスタッドの溶接完了後の試験及び不合格となったスタッドの補修に関する記述として、最も不適当
特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、頭付きスタッドの溶接完了後の試験及び不合格となったスタッドの補修に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 打撃曲げ試験は、抜き取ったスタッドを打撃により 30° まで曲げ、溶接部に割れその他の欠陥が生じなければ、そのロットを合格とする。
「打撃により 30° まで曲げ、…そのロットを合格とする」が不適当です。頭付きスタッド (鉄骨の梁とコンクリートの床を一体にするための頭の付いた鋼の棒) の溶接完了後の打撃曲げ試験は、抜き取ったスタッドを打撃で 15° まで曲げ、溶接部に割れその他の欠陥が生じなければそのロットを合格とします。
30° は、午前と午後の作業開始前、溶接装置の移動や交換のとき、スタッドの径が変わるごとに、施工に先立って 2 本以上行う試験溶接での曲げ角度で、場面が違います。仕上り高さと傾きの試験は抜取りで、ロット (まとめて合否を決める単位) は 100 本及びその端数とし、スタッドの種類ごと・溶接される部材ごとに構成して、1 ロットにつき 1 本以上を測定器具で計測します (打撃曲げ試験の抜取りも同じ決め方です)。
打撃曲げ試験に使ったスタッドは、欠陥が無ければそのまま使用します。不合格のスタッドは隣接部に打ち直し (隣接部にできないときは除去してから打ち直し)、打ち直した全てのスタッドに外観試験に準じた試験を行って、記録を提出し監督職員の承諾を受けます。
溶接後の打撃曲げ試験は 15°、施工前の試験溶接は 30° まで曲げます。出典: 公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 令和7年版 7.7.4(3)・7.7.6・7.7.7
関連キーワード: 頭付きスタッド・スタッド溶接・打撃曲げ試験・ロット・打直し