1級建築施工管理技術検定 第一次検定 建築学等 (設備・契約・躯体工事・仕上げ工事) 練習問題 第12問: 特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、型枠の材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、型枠の材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 柱及び梁以外で開口補強が不要な箇所では、径 300 mm 以下のスリーブを紙チューブとすることができる。
「柱及び梁以外で開口補強が不要な箇所では、径 300 mm 以下のスリーブを紙チューブとすることができる」が最も不適当です。スリーブは配管などを通すために型枠に設ける筒です。
公共建築工事標準仕様書は、柱及び梁以外の箇所で、開口補強が不要であり、かつ、スリーブ径が 200 mm 以下の部分に限って、紙チューブとすることができるとしています。径の上限は 300 mm ではなく 200 mm です。
それ以外のスリーブは、鋼管・硬質ポリ塩化ビニル管・溶融亜鉛めっき鋼板・つば付き鋼管など表 6.8.1 の材料から選びます。「せき板に合板を用いる場合、その厚さは 12 mm とする」は、コンクリートに接する型枠の板 (せき板) の、特記がない場合の厚さとして正しい記述です。
「型枠締付けの方法はボルト式とするが、排水桝の類は番線式とすることができる」も規定どおりです。「床型枠用鋼製デッキプレートを用いる場合は、上面が平たんなものとし、製造所の仕様等の資料を監督職員に提出する」も正しい記述です。
なお、径 200 mm 以下のスリーブを溶融亜鉛めっき鋼板とする場合の板厚は 0.4 mm 以上と定められています。紙チューブにできるのは、柱と梁以外で開口補強が不要な、径 200 mm 以下のスリーブです。
出典: 公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 令和7年版 6.8.2
関連キーワード: 型枠・せき板・スリーブ・紙チューブ・公共建築工事標準仕様書