1級建築施工管理技術検定 第一次検定 建築学等 (設備・契約・躯体工事・仕上げ工事) 練習問題 第9問: 特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、既製コンクリート杭の継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、既製コンクリート杭の継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 継手の溶接作業は技能資格者が行い、半自動溶接の場合は JIS Z 3801 による A-2H 程度などの技量を有する者とする。
「半自動溶接の場合は JIS Z 3801 による A-2H 程度」とする記述が不適当です。公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 4.3.7(2) は、継手の溶接作業を行う技能資格者の技量を、手溶接では JIS Z 3801 による A-2H 程度 (又は WES 8106 による FP-A-2P)、半自動溶接では JIS Z 3841 による SS-2H 若しくは SA-2H 程度 (又は WES 8106 による FP-SS-2P 若しくは FP-SA-2P) と分けて定めています。
A-2H は手溶接の資格で、記述は手溶接と半自動溶接 (溶接ワイヤを機械で送り、トーチを人が動かす溶接) を取り違えています。上下杭の軸線を同一線上に合わせる記述は 4.3.6(2)、溶接部を急冷しないよう適切な時間をおいて建込み等を再開する記述は 4.3.6(5) のとおりです。
溶接継手をアーク溶接とし、JIS A 7201 に定める方法で全ての溶接部を確認する記述は 4.3.6(3)(4) のとおりです。杭の溶接の技量は、手溶接が JIS Z 3801 の A-2H 程度、半自動溶接が JIS Z 3841 の SS-2H・SA-2H 程度です。
出典: 公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 令和7年版 4.3.6・4.3.7
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