1級建築施工管理技術検定 第一次検定 建築学等 (設備・契約・躯体工事・仕上げ工事) 練習問題 第7問: 特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、山留めの設置・管理・撤去に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
特記がない場合、公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) によれば、山留めの設置・管理・撤去に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 周辺地盤及び山留めの状態の点検及び計測は根切りの完了まで行い、異常を発見した場合は直ちに適切な措置を講じ、監督職員に報告する。
「根切りの完了まで」とする記述が不適当です。公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 3.3.2 は、山留め (掘削の周囲の地盤が崩れないよう支える仮設) の設置期間中は常に、周辺地盤と山留めの状態を点検・計測するとしています。
根切りが済んでも山留めは地盤を支え続けるので、撤去までの間も点検と計測が要ります。異常を発見したら直ちに措置を講じて監督職員に報告する部分は同じ 3.3.2 のとおりで、報告より措置が先です。
地盤の過大な変形や崩壊を防げるものとし、地盤調査報告書や土質状況などを総合的に判断した構造計算で所定の耐力を持たせる記述は 3.3.1(2) のとおりです。労働安全衛生法や建築基準法のほか、建設工事公衆災害防止対策要綱 (建築工事等編) などの関係法令等に従って安全に設置する記述は 3.3.1(1) のとおりです。
この要綱 (工事の関係者以外の第三者を災害から守るための国の要綱) は土木工事編と建築工事等編に分かれ、建築物の建築・修繕・模様替・除却の工事には建築工事等編が適用されます。撤去は安全を確かめてから慎重に行い、鋼材等を抜いた跡に地盤の変形を防ぐ措置を講ずる記述は 3.3.3 のとおりです。
山留めの点検と計測は、根切りの間だけでなく、設置している期間は常に行います。出典: 公共建築工事標準仕様書 (建築工事編) 令和7年版 3.3.1〜3.3.3、建設工事公衆災害防止対策要綱 建築工事等編 第1章
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