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保育士試験(筆記) 教育原理 練習問題 第4問: 明治期の学制と教育令に関する記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。

この科目 –/5 解いた
中級

明治期の学制と教育令に関する記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。

解答と解説を先に見る

正解: 3. 明治12年に学制が廃止されて教育令が公布され、その起草では特にアメリカの教育行政制度が参照された。

「明治12年に学制が廃止されて教育令が公布され」とする記述が適切です。文部科学省『学制百年史』によれば、明治12年9月に学制を廃止して教育令が公布されました。起草では文部大輔の田中不二麻呂が中心となり、特にアメリカの教育行政制度が参照されました。「学制は明治12年に公布され」は順序が逆で、学制の公布は明治5年です。「学区制を維持し」は誤りで、教育令は学区制を廃止して町村を小学校設置の基礎とし、督学局・学区取締の規定も置かず、町村住民の選挙による学務委員に学校事務を管理させました。「中央集権的・画一的な性格を強め」は逆で、教育令は学制の中央集権的・画一的性格を改め、教育の権限を大幅に地方にゆだねたため「自由教育令」と通称されました。「儒教思想に基づく教育観を土台として」は誤りで、学制序文の教育観・学問観は従前の儒教思想に基づくものとは明らかに異なり、これを批判し排除する立場に立っていました。学制から教育令へ、画一的な制度から地方にゆだねる制度へ移った流れを押さえましょう。

関連キーワード: 学制・教育令・田中不二麻呂・被仰出書

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