2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(学科) リスク管理 練習問題 第28問: Aさんの事業用トラックがBさんの運転する自動車と衝突し、Aさんのトラックに1,000万円の損害(てん補損害額)が生じた。Aさんは自ら加入する損害保険契約から60
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Aさんの事業用トラックがBさんの運転する自動車と衝突し、Aさんのトラックに1,000万円の損害(てん補損害額)が生じた。Aさんは自ら加入する損害保険契約から600万円の保険給付を受けた。過失割合はAさん20%・Bさん80%で、AさんのBさんに対する損害賠償請求権の額は800万円である。保険法の規定により、保険会社がこの損害賠償請求権についてAさんに代位する額として、最も適切なものはどれか。なお、保険法と異なる約定はないものとする。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 400万円
「400万円」が適切です。保険者は、行った保険給付の額と、被保険者債権の額(給付がてん補損害額に不足するときは、その不足額を控除した残額)のいずれか少ない額を限度として代位します(保険法第25条第1項)。不足額は1,000万円-600万円=400万円、債権の残額は800万円-400万円=400万円で、給付額600万円と比べて少ない400万円が代位する額です。Aさんは残る400万円の債権について、保険会社に先立って弁済を受けられます(同条第2項)。 「600万円」は給付額をそのまま代位額とした値、「480万円」は給付額に債権額の割合(800万円÷1,000万円)を掛けて按分した値、「800万円」は債権全額が保険会社に移るとした値です。被保険者の損害の回復が、保険者の代位より先に図られる仕組みです。
根拠・参照資料: 保険法第25条
関連キーワード: 請求権代位・てん補損害額・保険法
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