2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(学科) 相続・事業承継 練習問題 第32問: Aさん(80歳)は後見開始の審判を受け、長男Bさんが成年後見人に選任されている。Aさんが単独でした行為の効力に関する民法の規定に基づく記述として、最も適切なもの
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Aさん(80歳)は後見開始の審判を受け、長男Bさんが成年後見人に選任されている。Aさんが単独でした行為の効力に関する民法の規定に基づく記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. Aさんが近所の店で食料品や日用品を購入した行為は、Aさん本人もBさんも取り消すことができない。
「食料品や日用品を購入した行為は、…取り消すことができない」が適切です。民法第9条は、成年被後見人の法律行為は取り消すことができるとしたうえで、日用品の購入その他日常生活に関する行為は除いています。取り消せる行為については、本人や成年後見人などが取り消せます(同法第120条第1項)。 「日用品を購入した行為も…取り消すことができる」は、第9条ただし書を見落としています。「当然に無効」は誤りで、民法第9条は成年被後見人の法律行為を「取り消すことができる」と定めており、取り消されるまでは有効です(取り消されると初めから無効であったものとみなされます。同法第121条)。「同意を得て…取り消すことができない」は、保佐人の同意を要する行為を定めた同法第13条との取り違えで、成年後見人には同意権がなく、同意を得てした行為も取り消すことができます。成年後見と保佐・補助の違いを押さえましょう。
根拠・参照資料: 民法第9条・第13条第1項・第120条第1項・第121条
関連キーワード: 成年後見制度・成年被後見人・日用品の購入
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