日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第132問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社(会計期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間)は、×6年11月1日に銀行から1,200,000円を年利率3%
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社(会計期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間)は、×6年11月1日に銀行から1,200,000円を年利率3%、利息は元金の返済時に支払う条件で借り入れた。×7年3月31日の決算にあたり、当期に属する利息を月割で計上する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. (借) 支払利息 15,000 / (貸) 未払利息 15,000
利息は元金の返済時にまとめて支払う条件ですが、発生主義により、当期にすでに経過した期間分の利息は当期の費用として計上しなければなりません。借入日×6年11月1日から決算日×7年3月31日までの経過期間は11月・12月・1月・2月・3月の5か月間です。
1年分の利息は1,200,000円 × 3% = 36,000円なので、当期分は36,000円 × 5か月/12か月 = 15,000円となります。まだ支払っていない費用の見越し計上なので、借方に「支払利息」(費用)、貸方に「未払利息」(負債)を計上する「(借) 支払利息 15,000 / (貸) 未払利息 15,000」が正解です。
「(借) 支払利息 36,000 / (貸) 未払利息 36,000」は1年分の利息を全額計上しており、当期に属するのは5か月分のみなので過大計上となり誤りです。「(借) 支払利息 15,000 / (貸) 現金 15,000」は利息を現金で支払った形ですが、利息の支払いは元金返済時であり決算時点では未払いなので誤りです。
「(借) 未払利息 15,000 / (貸) 支払利息 15,000」は借方と貸方が逆であり、これは翌期首に行う再振替仕訳の形なので、決算時の仕訳としては誤りです。「(借) 支払利息 12,000 / (貸) 未払利息 12,000」は経過期間を4か月(36,000円 × 4/12)と誤って数えた金額であり、11月から3月までは5か月なので誤りです。
支払いが元金の返済時でも、借入日から決算日までの経過月数分の利息は当期の費用として、支払利息と未払利息で見越し計上します。
関連キーワード: 未払利息・支払利息・月割計算・費用の見越し・決算整理
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