日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第131問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 前期末の決算において、建物の賃貸に係る家賃の当期未収分30,000円を未収家賃として計上していた。当期首に行う再振替仕
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 前期末の決算において、建物の賃貸に係る家賃の当期未収分30,000円を未収家賃として計上していた。当期首に行う再振替仕訳を示しなさい。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. (借) 受取家賃 30,000 / (貸) 未収家賃 30,000
前期末には「(借) 未収家賃 30,000 / (貸) 受取家賃 30,000」として、当期にまだ受け取っていない家賃を収益として見越し計上していました。再振替仕訳はこの逆仕訳であり、当期首に「(借) 受取家賃 30,000 / (貸) 未収家賃 30,000」を行って未収家賃(資産)を消滅させます。
こうしておくことで、当期に実際に家賃を受け取ったとき全額を受取家賃として記帳しても、前期分が当期の収益から自動的に差し引かれ、期間損益が正しく計算されます。「(借) 未収家賃 30,000 / (貸) 受取家賃 30,000」は前期末の決算整理仕訳そのものであり、再振替仕訳はその逆仕訳なので誤りです。
「(借) 現金 30,000 / (貸) 受取家賃 30,000」は家賃を実際に現金で受け取ったときの仕訳であり、現金の動きがない期首の再振替仕訳としては誤りです。「(借) 受取家賃 30,000 / (貸) 前受家賃 30,000」は収益の前受け(繰延べ)を計上する決算整理の形であり、未収計上した収益の再振替とは全く異なる処理なので誤りです。
「(借) 未収入金 30,000 / (貸) 受取家賃 30,000」の未収入金は固定資産の売却代金など、継続的な役務提供以外の未収額に使う勘定であり、家賃の見越しには経過勘定である未収家賃を使うため誤りです。期首の再振替で未収家賃を消して受取家賃を減らしておくと、当期に受け取った家賃を全額受取家賃にしても、前期分が当期の収益から差し引かれます。
関連キーワード: 再振替仕訳・未収家賃・経過勘定・収益の見越し
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