日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第128問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社(会計期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間)は、×4年11月1日に建物(取得原価2,400,000円、残存
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社(会計期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間)は、×4年11月1日に建物(取得原価2,400,000円、残存価額は取得原価の10%、耐用年数30年)を取得し、同日から使用を開始した。×5年3月31日の決算にあたり、定額法により月割で減価償却を行う。記帳方法は間接法による。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. (借) 減価償却費 30,000 / (貸) 減価償却累計額 30,000
残存価額は取得原価の10%なので2,400,000円 × 10% = 240,000円です。定額法による1年分の減価償却費は (2,400,000 − 240,000) ÷ 30年 = 72,000円となります。
×4年11月1日の期中取得であり、当期の使用期間は11月から翌3月までの5か月間なので、月割計算により72,000円 × 5か月/12か月 = 30,000円が当期の減価償却費です。間接法では借方に「減価償却費」、貸方に「減価償却累計額」を計上するため、「(借) 減価償却費 30,000 / (貸) 減価償却累計額 30,000」が正解です。
「(借) 減価償却費 72,000 / (貸) 減価償却累計額 72,000」は1年分の全額であり、期中取得に必要な月割計算を行っていない誤りです。「(借) 減価償却費 36,000 / (貸) 減価償却累計額 36,000」は使用期間を6か月(72,000円 × 6/12)と誤って数えた金額であり、11月から3月までは5か月なので誤りです。
「(借) 減価償却費 30,000 / (貸) 建物 30,000」は貸方に建物勘定を直接減額する直接法の仕訳であり、間接法が指定されている本問では誤りです。「(借) 減価償却累計額 30,000 / (貸) 減価償却費 30,000」は借方と貸方が逆になっており、減価償却費という費用の発生を正しく借方に記録できていないため誤りです。
残存価額が取得原価の10%なら取得原価からその額を引いて耐用年数で割り、期中取得は取得した月から決算月までの月数で月割します。
関連キーワード: 減価償却費・残存価額・月割計算・期中取得・定額法
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