日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第112問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 決算日に金庫を実査したところ、現金の実際有高が帳簿残高より2,000円不足していることが判明した。原因を調査したが判明
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 決算日に金庫を実査したところ、現金の実際有高が帳簿残高より2,000円不足していることが判明した。原因を調査したが判明しなかったため、必要な決算整理仕訳を行う。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. (借) 雑損 2,000 / (貸) 現金 2,000
決算日に発見された現金の不足額は、原因不明であれば現金過不足勘定を経由せず、直接雑損(費用)として処理します。現金過不足勘定は期中に原因判明までの一時的な記録に使う勘定であり、決算日に判明した過不足をあえて経由させる意味がないためです。
帳簿上の現金を実際有高に合わせて減らすため貸方に「現金」、借方に「雑損」を計上します。「(借) 現金過不足 2,000 / (貸) 現金 2,000」は期中に過不足を発見した場合の仕訳であり、決算日に発見して原因不明が確定している本問では、現金過不足勘定に残高を残したまま決算を終えることになり誤りです。
「(借) 現金 / (貸) 雑益」は実際有高が帳簿残高より多かった(過剰)場合の決算処理であり、不足の場合は誤りです。「(借) 雑損 / (貸) 現金過不足」は現金過不足勘定の残高を消去する決算整理の形ですが、本問では現金過不足勘定を使った記帳をしておらず、帳簿上の現金勘定も修正されないため誤りです。
「(借) 雑費 / (貸) 現金」の雑費は、どの勘定科目にも当てはまらない少額の営業上の費用に用いる勘定であり、原因不明の現金不足には雑損を用いるため誤りです。期中に見つけた過不足は現金過不足で一時的に記録しますが、決算日に見つけて原因不明の不足は現金を減らして直接雑損とします。
関連キーワード: 雑損・現金過不足・決算整理・実際有高
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