日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第109問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 定額資金前渡制度(インプレスト・システム)を採用している当社は、週明けに、前週の支払報告を受けていた使用額9,000円
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 定額資金前渡制度(インプレスト・システム)を採用している当社は、週明けに、前週の支払報告を受けていた使用額9,000円について小切手を振り出して小口現金係に補給した。なお、支払報告を受けた際の費用計上の仕訳はすでに行っている。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (借) 小口現金 9,000 / (貸) 当座預金 9,000
定額資金前渡制度では、小口現金係が使用した金額と同額を後日補給することで、小口現金の残高を常に定額に保ちます。支払報告を受けた時点で「(借) 諸費用 / (貸) 小口現金」の仕訳は済んでいるため、補給時には使用額と同額だけ小口現金(資産)を増やす仕訳を行います。
小切手を振り出して補給しているので、貸方は当座預金の減少です。したがって「(借) 小口現金 9,000 / (貸) 当座預金 9,000」が正解です。
「(借) 小口現金 / (貸) 現金」は現金で補給した場合の仕訳であり、小切手の振り出しは当座預金から引き落とされるため誤りです。「(借) 通信費 / (貸) 当座預金」は費用を計上していますが、費用は支払報告を受けた時点ですでに計上済みであり、補給時に再度計上すると二重計上になるため誤りです。
「(借) 当座預金 / (貸) 小口現金」は借方と貸方が逆であり、小口現金を減らして当座預金に戻す仕訳になってしまい誤りです。「(借) 雑費 / (貸) 当座預金」は補給額を費用として処理していますが、補給は小口現金という資産の増加であり費用ではないため誤りです。
費用は支払報告を受けた時点で計上済みなので、補給時は使用額と同額の小口現金を増やすだけで、小切手で補給すれば貸方は当座預金です。
関連キーワード: 小口現金・定額資金前渡制度・インプレスト・システム・補給・当座預金
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