日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第96問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 決算において、消費税の納付額を計算する。仮受消費税勘定の残高は120,000円、仮払消費税勘定の残高は80,000円で
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 決算において、消費税の納付額を計算する。仮受消費税勘定の残高は120,000円、仮払消費税勘定の残高は80,000円であった。なお、消費税の処理は税抜方式によっている。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (借) 仮受消費税 120,000 / (貸) 仮払消費税 80,000、未払消費税 40,000
税抜方式の決算整理では、売上時に受け取った仮受消費税(負債)と仕入時に支払った仮払消費税(資産)を相殺し、差額を納付義務として「未払消費税」(負債)に計上します。借方に「仮受消費税」120,000円を計上して全額消去し、貸方で「仮払消費税」80,000円を全額消去、差額120,000円−80,000円=40,000円を「未払消費税」として貸方に計上します。
借方120,000円=貸方80,000円+40,000円で貸借が一致します。「(借) 仮払消費税 80,000、未払消費税 40,000 / (貸) 仮受消費税 120,000」は借方と貸方が逆であり、仮払消費税が増加し未払消費税が減少する実態のない仕訳のため誤りです。
「(貸) …雑益 40,000」とする仕訳は、納付すべき差額を収益として処理しており、この40,000円は国等に納付する義務であって会社の利益ではないため誤りです。「(借) 租税公課 40,000 / (貸) 未払消費税 40,000」は差額を費用計上していますが、税抜方式では消費税は損益に影響させず、仮受・仮払の両勘定も消去されずに残ってしまうため誤りです。
「(借) 仮受消費税 40,000 / (貸) 未払消費税 40,000」は差額分しか処理しておらず、仮受消費税80,000円と仮払消費税80,000円が帳簿に残り続けるため誤りです。税抜方式では消費税を損益に影響させないため、差額は租税公課や雑益にせず、仮受・仮払の両勘定を全額消去して未払消費税とします。
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