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日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第86問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社(会計期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間)は、×5年9月30日に車両運搬具(取得原価900,000円、期

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上級仕訳問題難易度目安 43%

次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社(会計期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間)は、×5年9月30日に車両運搬具(取得原価900,000円、期首時点の減価償却累計額540,000円)を300,000円で売却し、代金は現金で受け取った。この車両運搬具は定額法(残存価額0円、耐用年数10年)・間接法により償却しており、当期首から売却日までの減価償却費を月割で計上する。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. (借) 現金 300,000、減価償却累計額 540,000、減価償却費 45,000、固定資産売却損 15,000 / (貸) 車両運搬具 900,000

期中売却では、当期首から売却日までの減価償却費を月割で計上したうえで売却損益を計算します。年間の減価償却費は900,000円 ÷ 10年 = 90,000円、当期首(4月1日)から売却日(9月30日)までは6か月なので、当期分の減価償却費は90,000円 × 6か月/12か月 = 45,000円です。売却時点の帳簿価額は900,000円 − 540,000円 − 45,000円 = 315,000円となり、売却価額300,000円がこれを下回るため差額15,000円の「固定資産売却損」(費用)が発生します。借方は現金300,000円+減価償却累計額540,000円+減価償却費45,000円+固定資産売却損15,000円=900,000円で、貸方の車両運搬具900,000円と一致します。「固定資産売却損 60,000」とする仕訳は当期分の減価償却費45,000円を計上しておらず、期首の帳簿価額360,000円との差額をそのまま売却損としているため誤りです。「減価償却費 90,000…固定資産売却益 30,000」とする仕訳は当期分を1年分まるごと償却しており、売却日までの6か月分に月割すべきなので誤りです。「(借) 現金 300,000、減価償却費 45,000、固定資産売却損 555,000…」は減価償却累計額540,000円の消去が漏れており、売却損が異常に過大となる誤りです。「(貸) 車両運搬具 840,000」とする仕訳は車両運搬具を取得原価と異なる金額で消去しており、当期分の減価償却費も売却損益も計上されていない誤りです。

関連キーワード: 期中売却・固定資産売却損・月割計算・減価償却累計額・帳簿価額

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