日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第83問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 ×1年12月1日に備品(取得原価600,000円、残存価額0円、耐用年数5年)を取得し、同日から使用を開始した。×2年
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 ×1年12月1日に備品(取得原価600,000円、残存価額0円、耐用年数5年)を取得し、同日から使用を開始した。×2年3月31日の決算にあたり、定額法により月割で減価償却を行う(間接法による)。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. (借) 減価償却費 40,000 / (貸) 減価償却累計額 40,000
期中に取得した固定資産は、取得した月から決算月までの月数分だけ月割で減価償却費を計上します。年間の減価償却費は (600,000円 − 0円) ÷ 5年 = 120,000円です。
×1年12月1日から×2年3月31日までは12月・1月・2月・3月の4か月なので、当期の減価償却費は120,000円 × 4か月/12か月 = 40,000円となります。間接法では借方に「減価償却費」(費用)、貸方に「減価償却累計額」(評価勘定)を計上します。
「減価償却費 120,000」とする仕訳は1年分をまるごと計上しており、期中取得の場合は使用期間に応じた月割計算が必要なので誤りです。「(借) 減価償却費 40,000 / (貸) 備品 40,000」は金額は正しいものの、貸方に備品を直接減額する直接法の仕訳であり、間接法によるという指示に反するため誤りです。
「減価償却費 30,000」とする仕訳は使用月数を3か月と誤って計算しており、取得月である12月も月数に含めるため誤りです。「(借) 減価償却累計額 40,000 / (貸) 減価償却費 40,000」は借方と貸方が逆であり、費用の発生は借方に記録すべきなので誤りです。
期中に取得した固定資産は、取得した月も含めて決算月までの月数で月割して償却し、間接法では貸方を減価償却累計額とします。
関連キーワード: 減価償却費・月割計算・定額法・間接法・期中取得
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