日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第77問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 取引先に現金800,000円を貸し付け、借用証書の代わりとして同額の約束手形を受け取った。
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 取引先に現金800,000円を貸し付け、借用証書の代わりとして同額の約束手形を受け取った。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (借) 手形貸付金 800,000 / (貸) 現金 800,000
資金の貸し付けにあたって借用証書の代わりに約束手形を受け取った場合は、「手形貸付金」勘定(資産)で処理します。借方に「手形貸付金」800,000円、貸方に「現金」800,000円(資産の減少)を計上します。
受取手形勘定は商品売買など営業取引にもとづいて受け取った手形に使う勘定であり、資金の貸し付けにともなう手形と区別する点がポイントです。「(借) 受取手形 / (貸) 現金」は商取引で受け取る手形の勘定を使っており、貸し付けにともなう手形は手形貸付金で処理すべきなので誤りです。
「(借) 現金 / (貸) 手形借入金」は手形を振り出してお金を借りた側の仕訳であり、貸し付けた当社の仕訳としては立場が逆で誤りです。「(借) 貸付金 800,000 / (貸) 支払手形 800,000」は貸方に支払手形(自社が手形を振り出したときの負債)を計上していますが、手形を振り出したのは相手方であり、現金の減少も反映されていないため誤りです。
「(借) 手形貸付金 / (貸) 受取手形」は保有していた受取手形が減少する仕訳になっており、実際に減少したのは現金なので誤りです。貸し付けにともなって受け取った手形は手形貸付金、商品売買など営業取引で受け取った手形は受取手形で処理し、両者を区別します。
関連キーワード: 手形貸付金・約束手形・貸付・受取手形との区別
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