日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第62問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 商品150,000円を仕入れ、代金は掛けとした。なお、当社負担の引取運賃4,000円は現金で支払った。
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 商品150,000円を仕入れ、代金は掛けとした。なお、当社負担の引取運賃4,000円は現金で支払った。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (借) 仕入 154,000 / (貸) 買掛金 150,000、現金 4,000
当社(買主)が負担する引取運賃などの仕入諸掛は、商品を取得するために要した付随費用として仕入原価に含めます。仕入の金額は商品代金150,000円+引取運賃4,000円=154,000円です。
貸方は掛けとした商品代金の「買掛金」150,000円と、運賃を支払った「現金」4,000円を計上します。借方154,000円=貸方150,000円+4,000円で貸借が一致します。
「(借) 仕入 150,000、発送費 4,000…」は引取運賃を発送費として処理していますが、発送費は商品を販売して発送する側の費用(売上諸掛)に使う勘定であり、当社負担の仕入諸掛は仕入原価に含めるため誤りです。「(借) 仕入 150,000、立替金 4,000…」は立替金を使っていますが、立替金は仕入先(先方)負担の諸掛を当社が立て替えた場合に使う資産勘定であり、当社負担の運賃には使わないため誤りです。
「(借) 仕入 154,000 / (貸) 買掛金 154,000」は現金で支払った運賃まで買掛金に含めており、現金の減少が帳簿に反映されないため誤りです。「(借) 仕入 150,000 / (貸) 買掛金 146,000、現金 4,000」は運賃を買掛金から差し引いていますが、これは仕入先負担の諸掛を立て替えた場合の処理であり、当社負担の場合は仕入に加算すべきなので誤りです。
当社負担の引取運賃は仕入に加算し、立替金や買掛金からの差し引きは仕入先負担の諸掛を立て替えた場合の処理です。
関連キーワード: 仕入諸掛・引取運賃・当社負担・仕入原価
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