日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第53問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 かねて現金の実際有高が帳簿残高より6,000円不足していたため現金過不足勘定で処理していたが、本日、調査の結果、その全
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 かねて現金の実際有高が帳簿残高より6,000円不足していたため現金過不足勘定で処理していたが、本日、調査の結果、その全額が従業員の旅費交通費の記帳漏れであることが判明した。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. (借) 旅費交通費 6,000 / (貸) 現金過不足 6,000
現金の不足を発見した時点で「(借) 現金過不足 6,000 / (貸) 現金 6,000」という仕訳がすでに行われているため、現金過不足勘定には借方残高6,000円が残っています。原因が旅費交通費の記帳漏れと判明したら、本来計上すべきだった費用を借方に「旅費交通費」6,000円として計上し、貸方に「現金過不足」6,000円を計上して残高を消去します。
したがって「(借) 旅費交通費 6,000 / (貸) 現金過不足 6,000」が正解です。「(借) 現金過不足 6,000 / (貸) 旅費交通費 6,000」は借方と貸方が逆であり、現金過不足の借方残高がさらに増えてしまううえ、費用を減額する誤った仕訳です。
「(借) 旅費交通費 6,000 / (貸) 現金 6,000」は現金を再度減らしており、不足発見時にすでに現金を減額済みのため二重減額となり誤りです。「(借) 雑損 6,000 / (貸) 現金過不足 6,000」は原因が判明したにもかかわらず雑損としており、雑損は決算まで原因不明だった場合にのみ使うため誤りです。
「(借) 現金過不足 6,000 / (貸) 雑益 6,000」は現金が過剰だった場合の決算時の処理であり、不足の原因判明時の仕訳としては誤りです。現金の不足の原因が判明したら本来の費用を借方に計上して現金過不足を貸方で消し、減額済みの現金は再び減らしません。
関連キーワード: 現金過不足・原因判明・旅費交通費・記帳漏れ
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