日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第34問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 従業員の出張にあたり旅費の概算額30,000円を仮払いしていたが、従業員が帰社し、旅費交通費として28,000円を支払
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 従業員の出張にあたり旅費の概算額30,000円を仮払いしていたが、従業員が帰社し、旅費交通費として28,000円を支払った旨の報告を受け、残額2,000円は現金で返金された。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. (借) 旅費交通費 28,000、現金 2,000 / (貸) 仮払金 30,000
出張前に概算払いした金額は「仮払金」(資産)として計上されています。従業員から精算報告を受けた時点で、実際に使った金額28,000円を「旅費交通費」(費用)に振り替え、返金された残額2,000円を「現金」の増加として借方に計上し、仮払金30,000円の全額を貸方で消去します。
借方合計:旅費交通費28,000円+現金2,000円=30,000円、貸方:仮払金30,000円で貸借が一致します。「(借) 旅費交通費 30,000 / (貸) 仮払金 30,000」は仮払額の全額を費用にしていますが、実際に使ったのは28,000円であり、返金された現金2,000円も記帳されていないため誤りです。
「(借) 旅費交通費 28,000 / (貸) 仮払金 28,000」は仮払金が2,000円分帳簿に残ってしまい、返金された現金の増加も反映されていないため誤りです。「(借) 仮払金 30,000 / (貸) 旅費交通費 28,000、現金 2,000」は借方と貸方が逆であり誤りです。
「(貸) 仮受金 30,000」を使う仕訳は、仮受金(内容不明の入金を一時的に処理する負債の勘定)と仮払金を混同しており誤りです。仮払金の精算では仮払金を全額消し、実際に使った額だけを旅費交通費とし、返された残額は現金の増加として計上します。
関連キーワード: 仮払金・旅費交通費・精算・概算払い
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