日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第48問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 米国のY社に対する売掛金8,000ドル(取引発生時の直物為替相場1ドル152円で換算し1,216,000円と記帳してい
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 米国のY社に対する売掛金8,000ドル(取引発生時の直物為替相場1ドル152円で換算し1,216,000円と記帳している)について、本日全額が決済され、円貨に換えられて当座預金に入金された。決済日の直物為替相場は1ドル147円であった。なお、為替予約は付していない。
解答と解説を先に見る
正解: 2. (借) 当座預金 1,176,000・為替差損益 40,000 / (貸) 売掛金 1,216,000
実際に入金される円貨額は決済日の相場で計算し、8,000ドル×147円=1,176,000円です。一方、帳簿上の売掛金は取引時の相場で記帳された1,216,000円なので、これを全額消し込みます。差額1,216,000円-1,176,000円=40,000円は、円高が進んで受け取る円貨額が目減りしたことによる損失であり、借方に「為替差損益」40,000円を計上します。したがって選択肢2が正解です(貸借とも1,216,000円で一致)。 選択肢1は決済日の相場による換算を行わず取引時の相場のまま処理しており、実際の入金額1,176,000円と異なるうえ為替差損益も計上されないため誤りです。 選択肢3は入金額を1,216,000円としたうえ差額を貸方(利益)に計上していますが、1ドル152円から147円への円高では外貨建債権の円換算額は減少して差損となるため、金額・貸借とも誤りです。 選択肢4は入金額1,176,000円と同額だけ売掛金を減らしていますが、売掛金の帳簿価額は1,216,000円であり、40,000円が消し込まれずに残ってしまうため誤りです。
関連キーワード: 為替差損益・外貨建売掛金・決済時換算・円高
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