日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第42問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は帳簿価額1,400,000円の自己株式700株(1株あたりの帳簿価額2,000円)を保有している。本日、このうち
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は帳簿価額1,400,000円の自己株式700株(1株あたりの帳簿価額2,000円)を保有している。本日、このうち400株を1株あたり2,300円で処分し、代金は当座預金口座に振り込まれた。
解答と解説を先に見る
正解: 3. (借) 当座預金 920,000 / (貸) 自己株式 800,000・その他資本剰余金 120,000
処分した自己株式の帳簿価額は2,000円×400株=800,000円、処分価額は2,300円×400株=920,000円です。処分価額が帳簿価額を920,000円−800,000円=120,000円上回るため、自己株式処分差益120,000円が生じます。自己株式の処分は株主との資本取引であるため、処分差額は損益とせず「その他資本剰余金」として純資産に計上します。したがって借方に「当座預金」920,000円、貸方に「自己株式」800,000円と「その他資本剰余金」120,000円を計上する選択肢3が正解です。 選択肢1は自己株式の減少額を処分価額の920,000円としていますが、取り崩すのは処分した400株分の帳簿価額800,000円であり、処分差額120,000円の計上が漏れているため誤りです。 選択肢2は処分差益を「自己株式処分益」として損益計算書の収益に計上していますが、資本取引からは損益が生じないため誤りです。 選択肢4は処分差益を「資本準備金」としていますが、自己株式処分差益は資本準備金ではなく「その他資本剰余金」に計上するため誤りです。
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