日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第25問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は売買目的でF社株式を次のとおり2回に分けて取得している。 ・6月10日 1,200株 1株あたり700円 (取得
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は売買目的でF社株式を次のとおり2回に分けて取得している。 ・6月10日 1,200株 1株あたり700円 (取得原価840,000円) ・9月18日 800株 1株あたり750円 (取得原価600,000円) 11月25日、保有するF社株式のうち500株を1株あたり780円で売却し、代金は現金で受け取った。株式の払出単価の計算は平均原価法による。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 借方 現金 390,000 / 貸方 売買目的有価証券 360,000・有価証券売却益 30,000
平均原価法では、取得のつど(または一定期間ごとに)取得原価の合計を株数の合計で割った平均単価を払出単価とします。取得原価合計=840,000円+600,000円=1,440,000円、株数合計=1,200株+800株=2,000株なので、平均単価=1,440,000円÷2,000株=@720円です。売却した500株の帳簿価額は720円×500株=360,000円、売却価額は780円×500株=390,000円なので、差額390,000円-360,000円=30,000円が「有価証券売却益」となります。代金は現金受取りなので借方は「現金」390,000円です。したがって選択肢2が正解です。 選択肢1は1回目の取得単価@700円をそのまま払出単価に用いており(700円×500株=350,000円、益40,000円)、平均原価法によっていないため誤りです。 選択肢3は直近(2回目)の取得単価@750円で払い出したもの(750円×500株=375,000円、益15,000円)で、これも平均原価法ではないため誤りです。 選択肢4は帳簿価額を売却価額と同額の390,000円としており、売却益30,000円の計上が漏れているため誤りです。
関連キーワード: 売買目的有価証券・平均原価法・有価証券売却益・一部売却
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