日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第10問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 株主総会において、株主への配当金2,000,000円の支払いを決議した。配当の財源は、その他資本剰余金900,000円
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 株主総会において、株主への配当金2,000,000円の支払いを決議した。配当の財源は、その他資本剰余金900,000円と繰越利益剰余金1,100,000円である。あわせて会社法の規定により必要な額の準備金を積み立てる。決議の時点の資本金は30,000,000円、資本準備金は3,000,000円、利益準備金は1,500,000円である。なお、配当金は後日支払う。
解答と解説を先に見る
正解: 1. (借) その他資本剰余金 990,000・繰越利益剰余金 1,210,000 / (貸) 未払配当金 2,000,000・資本準備金 90,000・利益準備金 110,000
剰余金の配当をするときは、準備金の合計が資本金の4分の1に達するまで、配当額の10分の1を準備金として計上します(会社法第445条第4項)。資本金30,000,000円の4分の1は7,500,000円、準備金の合計は4,500,000円で、差の3,000,000円は配当額の10分の1の200,000円より大きいので、積立額は200,000円です。財源が二つあるときは、積立額を配当額に占める各財源の割合で分け、その他資本剰余金の分は資本準備金、繰越利益剰余金の分は利益準備金とします(会社計算規則第22条)。資本準備金は200,000×900,000/2,000,000=90,000円、利益準備金は110,000円で、各財源を配当額と積立額の合計だけ減らします(同第23条)。よって選択肢1が正解です。
根拠・参照資料: 会社法第445条第4項、会社計算規則第22条、第23条
関連キーワード: 剰余金の配当・資本準備金・利益準備金・その他資本剰余金・繰越利益剰余金
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