日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第37問: 次の処理として正しいものはどれか。 当社は売買目的有価証券について洗替法を採用している。当期末に保有するK社株式(取得原価1,800,000円、当期末の時価1,
次の処理として正しいものはどれか。 当社は売買目的有価証券について洗替法を採用している。当期末に保有するK社株式(取得原価1,800,000円、当期末の時価1,650,000円)について、決算整理で時価評価の仕訳を行った。翌期首に行う再振替仕訳を示しなさい。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. (借) 売買目的有価証券 150,000 / (貸) 有価証券評価損益 150,000
売買目的有価証券は期末に時価評価します。K社株式は1,650,000−1,800,000=△150,000円の評価損なので、当期末の決算整理仕訳は「(借)有価証券評価損益150,000/(貸)売買目的有価証券150,000」となり、帳簿価額は1,650,000円になります。洗替法(切放法との対比)では、翌期首にこの評価替えの仕訳を逆仕訳して取り消し、帳簿価額を取得原価1,800,000円に戻します。したがって「(借)売買目的有価証券150,000/(貸)有価証券評価損益150,000」とする選択肢1が正解です。 選択肢2は当期末の決算整理仕訳そのもので、翌期首にこれを行うと評価損がさらに二重に計上されてしまい誤りです。選択肢3の「仕訳なし」は切放法を採用した場合の処理です。切放法では期末の時価1,650,000円をそのまま翌期の帳簿価額として引き継ぐため翌期首の再振替は行いませんが、本問は洗替法を採用しているため誤りです。 選択肢4は貸方を繰越利益剰余金としていますが、洗替法の再振替は前期の評価損益を戻し入れる処理であり、相手勘定は有価証券評価損益です。剰余金勘定を直接動かすことはないため誤りです。
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