日商簿記2級 工業簿記 練習問題 第57問: 製造間接費を予定配賦率によって各製造指図書に配賦する方法(予定配賦)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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初級推定正答率 約 84%
製造間接費を予定配賦率によって各製造指図書に配賦する方法(予定配賦)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 予定配賦では、製造間接費の実際発生額が予算額を上回っても、それによって各製造指図書への配賦額が増えることはない。
予定配賦では、各製造指図書への配賦額を、予定配賦率にその指図書の実際の配賦基準(実際直接作業時間など)を掛けて求めます(原価計算基準三三(六)1)。実際発生額は計算式に入らないので、実際発生額が予算額を上回っても配賦額は増えず、予定配賦額との差は製造間接費配賦差異として残ります。よって選択肢2が正解です。 選択肢1は誤りです。予定配賦率の基礎となる予定操業度は、原則として一年または一会計期間に予期される操業度であり(同三三(五))、年間の予算額を年間の予定操業度で割った率を各月に用います。 選択肢3は誤りです。製造間接費配賦差異は予定配賦額と実際発生額との差額です。予算額(変動予算では予算許容額)と実際発生額との差額は、その内訳の予算差異にあたります。 選択肢4は誤りです。掛けるのは前もって見込んだ時間ではなく、実際の配賦基準です(同三三(六)1)。
根拠・参照資料: 原価計算基準 三三
関連キーワード: 製造間接費・予定配賦・予定配賦率・配賦差異・予定操業度
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