日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第54問: 次の資料にもとづき、当期の損益計算書の「売上高」に表示される金額として正しいものはどれか。当社は収益認識に関する会計基準を適用している。 ・当期に得意先へ引き渡
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次の資料にもとづき、当期の損益計算書の「売上高」に表示される金額として正しいものはどれか。当社は収益認識に関する会計基準を適用している。 ・当期に得意先へ引き渡した商品の販売額 (下記の返品の分を含み、下記の当期の末日に引き渡した分を含まない) 9,600,000円 ・上記の商品のうち、品違いを理由に返品を受けた分の販売額 180,000円 ・当期の末日に得意先へ引き渡し、代金は次期に受け取る約束をした商品の販売額 300,000円 ・次期に引き渡す予定の商品について、当期中に得意先から受け取った代金 200,000円
解答と解説を先に見る
正解: 2. 9,720,000円
収益は、約束した商品を顧客に移転して履行義務を充足した時に認識します(収益認識に関する会計基準第35項)。当期の末日に引き渡した商品は、代金の受取りが次期でも当期の収益であり、代金は売掛金とします。反対に、次期に引き渡す商品の代金は、受け取っていても履行義務を果たしていないので収益にせず、契約負債とします(同第11項・第78項)。品違いの返品は売上の取消しなので差し引きます。したがって売上高は 9,600,000円−180,000円+300,000円=9,720,000円 で、選択肢2が正解です。 選択肢1は代金を受け取った時期で判断し、前受けの代金を加えて期末に引き渡した分を除いています。 選択肢3は両方を加え、選択肢4はどちらも加えていません。
関連キーワード: 売上高・返品・契約負債・履行義務・売掛金
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