日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第20問: 次の資料にもとづき、当期ののれん償却額と当期末の貸借対照表に計上されるのれんの金額の組合せとして正しいものはどれか。 ・当社はX3年4月1日に他社から事業を譲り
次の資料にもとづき、当期ののれん償却額と当期末の貸借対照表に計上されるのれんの金額の組合せとして正しいものはどれか。 ・当社はX3年4月1日に他社から事業を譲り受け、のれん24,000,000円を計上した。 ・のれんは計上時から8年間にわたり定額法により毎期規則的に償却している。 ・当期はX4年4月1日からX5年3月31日までの1年間であり、前期の償却は適正に行われている。
解答と解説を先に見る
正解: 3. 当期の償却額 3,000,000円・貸借対照表計上額 18,000,000円
のれんは計上後20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他合理的な方法により規則的に償却します。本問では償却期間が8年と定められているため、1年分の償却額は 24,000,000円 ÷ 8年 = 3,000,000円 です。X3年4月1日の計上から当期末 (X5年3月31日) までに前期・当期の2年が経過しているので、貸借対照表計上額は 24,000,000円 − 3,000,000円 × 2年 = 18,000,000円 となります。よって選択肢3が正解です。なお、のれん償却額は損益計算書上、販売費及び一般管理費に表示されます。 選択肢2は当期の償却額は正しいものの、貸借対照表計上額から1年分3,000,000円しか控除しておらず、前期分の償却を反映していない点が誤りです。 選択肢1は償却期間の上限である20年を機械的に当てはめて 24,000,000円 ÷ 20年 = 1,200,000円 としたもので、本問で定められた8年という償却期間を用いていない点が誤りです。20年はあくまで上限であり、実際の償却期間は効果の及ぶ期間にもとづきます。 選択肢4は2年分の償却額6,000,000円を当期1年分の償却額としており、当期の費用が過大になる誤りです。
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