日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第45問: 当社は製品Aと製品Bの2種類を製造販売している。次の資料にもとづき、損益分岐点における製品Aと製品Bの販売量の組合せとして正しいものはどれか。なお、両製品のセー
当社は製品Aと製品Bの2種類を製造販売している。次の資料にもとづき、損益分岐点における製品Aと製品Bの販売量の組合せとして正しいものはどれか。なお、両製品のセールス・ミックス (販売数量の割合) は常にA:B=2:1で一定である。 [資料] ・製品A 販売単価 @1,000円、製品1個あたり変動費 @600円 ・製品B 販売単価 @2,000円、製品1個あたり変動費 @1,000円 ・両製品に共通の固定費 1,800,000円 (年間、個別固定費はない)
解答と解説を先に見る
正解: 3. 製品A 2,000個・製品B 1,000個
セールス・ミックスが一定の場合は、その比率どおりの製品の組合せを1セットとみなし、セットあたりの貢献利益で固定費を割ります。製品Aの1個あたり貢献利益は1,000円−600円=@400円、製品Bは2,000円−1,000円=@1,000円です。A2個とB1個で1セットとすると、セットあたり貢献利益=400円×2個+1,000円×1個=1,800円。損益分岐点のセット数=1,800,000円÷1,800円=1,000セットなので、製品Aは2個×1,000セット=2,000個、製品Bは1個×1,000セット=1,000個となり、選択肢3が正解です。検算すると、売上高は1,000円×2,000個+2,000円×1,000個=4,000,000円、変動費は600円×2,000個+1,000円×1,000個=2,200,000円、貢献利益は1,800,000円で固定費と一致し営業利益はゼロになります。 選択肢2はセールス・ミックスをA:B=1:2と逆に読み違えたもので、セット貢献利益2,400円から750セットを求めた誤りです。 選択肢1は各製品が単独で固定費1,800,000円の全額を回収すると考えた誤り (A:1,800,000円÷400円=4,500個、B:1,800,000円÷1,000円=1,800個) で、共通固定費を二重に回収する計算になっています。 選択肢4は共通固定費を販売数量比2:1で1,200,000円と600,000円に按分してから各製品ごとに損益分岐点を求めた誤りで、共通固定費は恣意的に按分せずセット単位で回収を考えます。
関連キーワード: CVP分析・セールスミックス・多品種・損益分岐点販売量・共通固定費
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