日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第30問: 次の資料にもとづき、全部原価計算による当期の営業利益として正しいものはどれか。 [資料] ・期首製品・期首仕掛品および期末仕掛品はない ・当期製造量 2,000
次の資料にもとづき、全部原価計算による当期の営業利益として正しいものはどれか。 [資料] ・期首製品・期首仕掛品および期末仕掛品はない ・当期製造量 2,000個、当期販売量 1,600個 ・販売単価 @1,500円 ・変動製造原価 @600円/個 ・固定製造原価 800,000円 (当期発生額。当期製造量にもとづいて製品に配分する) ・変動販売費 @100円/個 ・固定販売費及び一般管理費 250,000円
解答と解説を先に見る
正解: 1. 390,000円
全部原価計算では固定製造原価も製品原価に含めるため、まず製品1個あたりの製造原価を求めます。固定製造原価は800,000円÷当期製造量2,000個=@400円/個なので、製品単位原価は変動製造原価@600円+@400円=@1,000円です。売上高は@1,500円×1,600個=2,400,000円、売上原価は@1,000円×1,600個=1,600,000円なので、売上総利益は800,000円となります。ここから販売費及び一般管理費 (変動販売費@100円×1,600個=160,000円+固定販売費及び一般管理費250,000円=410,000円) を差し引くと、営業利益は800,000円−410,000円=390,000円となり、選択肢1が正解です。なお期末製品400個には@400円×400個=160,000円の固定製造原価が資産として繰り越されています。選択肢2の230,000円は、固定製造原価800,000円を製品に配分せず全額を当期の費用として処理した金額 (直接原価計算の営業利益) であり、全部原価計算では期末製品に含まれる160,000円が当期の費用から除かれるため誤りです。選択肢3の550,000円は、変動販売費160,000円の控除を忘れた金額です。変動販売費は製品原価ではなく販売費として当期の費用に計上します。選択肢4の640,000円は、固定販売費及び一般管理費250,000円の控除を忘れた金額であり誤りです。
関連キーワード: 全部原価計算・営業利益・固定製造原価・製品単位原価・期末製品
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