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交通誘導警備業務検定2級に落ちるのはどこ?|実技6項目の配点・90点の合格ライン・配置が要る道路

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交通誘導警備業務検定2級に落ちるのはどこ?|実技6項目の配点・90点の合格ライン・配置が要る道路
目次

交通誘導警備業務検定2級は、学科試験と実技試験の両方で90%以上を取ると合格です。 実技試験は100点の持ち点から減点する方式で、6つの項目の減点の合計が10点を超えると90点に届きません。配点が最も大きいのは「合図による誘導」の30点です。学科試験は5肢択一式20問で、18問以上の正解が要ります(警備員等の検定等に関する規則第6条、警察庁の通達「警備員等の検定の運用について」)。

合格率は、警察庁の資料にも警視庁の案内にも載っていません。学科の練習は、ぴよパスの交通誘導警備業務検定2級の練習ページで登録不要・無料でできます(オリジナル予想問題。都道府県公安委員会・全国警備業協会・登録講習機関とは関係がなく、本試験の問題や講習の教材を載せたものではありません)。学科試験の形と科目の詳しい説明は、交通誘導警備業務検定2級の学科試験の練習問題の記事にまとめています。

結論: 交通誘導2級の合格ライン

  • 学科も実技も 90%以上。学科は 20問中18問以上、実技は減点の合計が 10点以内。
  • 学科に合格しないと 実技は受けられない。
  • 実技は 6項目・100点。合図による誘導が 30点、資機材を使った誘導と警察機関などへの連絡が 20点ずつ。
  • 高速道路・自動車専用道路と、公安委員会が告示などで示す道路では、1級か2級の合格者を現場ごとに1人以上 置く。
  • 合格率は 警察庁の資料にも警視庁の案内にも載っていない。令和7年中の2級の合格証明書の交付は 6,282件(講習会の修了者などを含む交付件数で、合格者数ではない)。

実技試験 — 6項目・減点式

実技の項目(2級)配点
資機材を使った誘導(小旗・誘導灯・大旗による徐行・停止・進行・幅寄せの誘導など)20
合図による誘導(合図の位置の選定、警笛と素手の合図による車両の後進誘導、合図の基本動作)30
警察機関等への連絡20
負傷者の救護(三角巾を使った止血・負傷者の搬送)10
護身用具(警戒棒の基本操作、徒手の護身術)10
その他の応急の措置(交通事故が起きたときの二次災害の防止)10
計100

採点は、受検者1人に検定試験員1人が付き、項目ごとの配点を上限に減点します(通達)。合格の基準に届かないことが明らかになったときは、途中で中止できます。採点した点数は公表されません。本人が申し出たときに本人の点数だけを教えることは差し支えない、と通達にあります(教えるかどうかは実施する警察の対応によります)。

90点以上という基準は、6項目の減点を 合わせて10点まで に収めるということです。1つの項目の配点が20点・30点あっても、その中で大きく減点されると、ほかの項目が満点でも合格に届きません。東京都公安委員会の直接検定(警視庁)では、各実技の前に「状況想定文」を読んでから受け、実技を1つ終えるごとに90点以上ある人だけが次の実技に進めます。各種目には制限時間があります(通達)が、何分かは通達にも警視庁の案内にも書かれていません。

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交通誘導2級で落ちるのはどこか — 規則と通達から言えること

受検者がどこで落ちたかの統計は、警察庁の資料にも警視庁の案内にもありません。規則と通達から言えるのは、次の3つです。

  • 学科で3問以上まちがえる: 20問中18問以上の正解が要り、学科に合格しないと実技は受けられません(規則第6条第5項)。出題は車両等の誘導(8問)と応急の措置(6問)が多く、ここで落とすと18問に届きにくくなります。
  • 実技のどこかで大きく減点される: 6項目の減点の合計が10点を超えると、90点に届きません。東京の直接検定では、実技を1つ終えるごとに90点以上ある人だけが次の実技に進めます(警視庁)。配点がいちばん大きいのは合図による誘導(30点)です。
  • 何をすると何点引かれるかは、公開の資料で確かめられない: 通達は、実技の実施と採点を「実技試験問題」と「採点表」のとおりとし、採点表の減点欄の点を上限に減点するとしています。この記事で確かめた公開の資料には、減点の表はありません。動作は講習や教本で確かめます。

学科試験 — 20問のうち車両等の誘導が8問

科目出題数2級の範囲(要点)
警備業務に関する基本的な事項2問警備業務・交通誘導警備業務の意義、警備業法第15条、使命と心構え、指導教育の制度、礼式と基本動作
法令に関すること4問警備業法、憲法、刑法(正当防衛・緊急避難)、刑事訴訟法(現行犯逮捕)、警察官職務執行法、遺失物法、道路交通法(第1条・第2条・歩行者や車両の通行・交差点・駐停車など)
車両等の誘導に関すること8問資機材の種類・機能・使い方・点検、合図の留意点と基本動作・位置の選定・受傷事故の防止、工事現場の出入口や対面通行の誘導
応急の措置に関すること6問警察機関などへの連絡、救急法・搬送・応急手当・資機材による危険の防止、警戒棒・徒手の護身術、消火器・避難誘導・現場保存・二次災害の防止

学科試験は60分で、1問5点の100点満点、90点以上が合格です。問題例は公開されておらず、配った問題用紙は試験の後に回収されます(通達)。登録講習機関の講習会の学科試験も、同じ5肢択一式20問・60分で、交通誘導2級は科目ごとの出題数も直接検定と同じです。

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直接検定と講習会

  • 直接検定: 住所地か、警備員なら所属する営業所の所在地の公安委員会に申請します。合格すると、実技の合否の発表の後にその場で成績証明書が交付されます。
  • 講習会(いわゆる特別講習): 登録講習機関の講習(2級は学科7時限・実技5時限以上。1時限50分)を受け、学科試験と実技試験に合格すると修了です。修了した人は、検定の学科と実技の全部が免除され、検定に合格したとみなされます(規則第5条)。講習会で試験に落ちた人は、1時限以上の講習を追加で受けてから次の試験を受けます(規則第17条第12号)。受講料は登録講習機関とコースで違い、検定の手数料とは別です。

直接検定で学科に合格して実技に落ちた場合に、次の回で学科を免除する定めは、規則と通達には見当たりません。受け直しの扱いは、申請する公安委員会(警察署)で確かめます。

東京都公安委員会の直接検定(令和8年度)

警視庁の実施予定表(2026年8月21日更新。「あくまでも予定」と断っています)では、令和8年度の交通誘導警備業務2級の直接検定は2回(学科 令和8年6月6日・11月28日)で、会場は鮫洲運転免許試験場、検定手数料は14,000円です。合格証明書の交付の手数料は10,000円です。予定表の回は、どれも申込みの受付が終わっています(最後の回は10月9日まで)。検定の手数料は、警備業法第52条と警備業法施行令第3条が標準の額(交通誘導警備業務の検定14,000円・合格証明書の交付10,000円)を定め、それを標準に各都道府県が条例で決めます。ほかの道府県の日程と額は、それぞれの警察で確かめます。

合格者を置く必要がある道路

警備員等の検定等に関する規則第2条は、次の交通誘導警備業務について、1級か2級の検定合格警備員を 交通誘導警備業務を行う場所ごとに1人以上 置くよう定めています。

対象根拠
高速自動車国道・自動車専用道路で行う交通誘導警備業務規則第2条の表
道路や交通の状況により、都道府県公安委員会が道路における危険を防止するため必要と認める交通誘導警備業務規則第2条の表。道路は公安委員会が告示などで示す(警察庁の通達)

2つ目の道路は都道府県ごとに違うので、働く地域の公安委員会の告示などで確かめます。警備業者は、配置した検定合格警備員に、業務の間は合格証明書を携帯させ、関係人から求められたら提示させなければなりません(規則第3条)。

合格した後

  • 合格証明書の申請: 成績証明書(講習会なら講習会修了証明書)の交付の日から1年を経過していないものを添えて申請します(規則第14条)。
  • 年齢: 18歳未満の人は警備員になれず(警備業法第14条)、合格証明書も交付されません(同法第23条第5項)。
  • 1級: 1級は2級より高度な知識と能力を判定する検定です。2級の合格証明書の交付を受けて、交通誘導警備業務に1年以上従事すると、1級を受けられます(規則第8条第1号。公安委員会が同等以上と認めた人も受けられます)。配置の決まり(規則第2条)では、交通誘導警備業務は1級でも2級でも同じに数えます。

令和7年中に交付された交通誘導警備業務2級の合格証明書は6,282件、令和7年12月末に交通誘導警備業務2級の合格証明書を持つ警備員は延べ85,588人です(警察庁「令和7年における警備業の概況」。交付件数は検定合格者審査を含む)。

例題: ぴよパスの交通誘導2級の問題から

ぴよパスのオリジナル予想問題から2問です(本試験の問題ではありません)。

例題1 高速自動車国道で行う交通誘導警備業務について、警備員等の検定等に関する規則第2条が定める検定合格警備員の配置の基準として、最も適切なものはどれか。

  1. 1級又は2級の検定合格警備員を、業務を行う場所ごとに1人以上
  2. 1級又は2級の検定合格警備員を、警備業者の営業所ごとに2人以上
  3. 1級と2級の検定合格警備員をそれぞれ、業務を行う場所ごとに2人以上
  4. 1級と2級の検定合格警備員をそれぞれ、警備業者の営業所ごとに1人以上
  5. 1級と2級の検定合格警備員をそれぞれ、警備業務の請負契約ごとに2人以上

答え: 1。1級と2級のどちらかを、業務を行う場所ごとに1人以上です。 この問題を解く →

例題2 公安委員会が行う交通誘導警備業務2級の検定の進め方と合格基準について、最も適切なものはどれか。

  1. 実技試験を学科試験の前に行い、実技試験に合格した者だけが学科試験を受けられる。
  2. 学科試験と実技試験の合格基準は、どちらも80パーセント以上の成績である。
  3. 学科試験を実技試験の前に行い、学科試験に合格しなかった者には実技試験を行わない。
  4. 2級の検定を受けるには、警備業務に従事した期間が1年以上あることを要する。
  5. 学科試験に合格しなかった者も実技試験を受けられ、両方の成績の合計で合否を判定する。

答え: 3。合格基準はどちらも90%以上で、2級に受検資格の定めはありません。 この問題を解く →

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練習問題の使い方

ぴよパスの交通誘導警備業務検定2級の練習問題は、学科の4科目(基本的な事項・法令・車両等の誘導・応急の措置)に分かれています。実技試験と、旗・誘導灯の具体的な振り方、心肺蘇生の手順や数値は扱っていません。分野ごとの練習問題と解説は無料です。本試験と同じ科目ごとの問題数(2・4・8・6問)・60分で解く模擬試験は Premium の機能です。

まとめ

  • 学科も実技も90%以上で合格。学科は18問以上、実技は減点の合計10点以内。
  • 実技は6項目。合図による誘導30点、資機材を使った誘導・警察機関などへの連絡20点ずつ。
  • 学科は基本2・法令4・車両等の誘導8・応急の措置6。
  • 高速道路・自動車専用道路と公安委員会が示す道路では、合格者を現場ごとに1人以上。
  • 合格率は警察庁の資料にも警視庁の案内にも載っていない。1級は2級の交付後に1年以上従事すると受けられる(公安委員会の認定の道もある)。

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出典

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合格率
全国の合格率は公表されていません(2026年10月時点)
受験料
直接検定の手数料14,000円(警備業法施行令第3条第2号)。合格後の合格証明書の交付手数料10,000円(同条第5号)が別にかかります。登録講習機関の講習会の受講料は機関とコースで異なります
試験時間
60分

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで117 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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