ビジネス・キャリア検定 3級 労務管理 労働契約・就業規則と労使関係 練習問題 第9問: A社の人事担当者が、労働組合と結んだ労働協約、就業規則及び社員一人ひとりの労働契約の関係を整理している。最も適切なものはどれか。
A社の人事担当者が、労働組合と結んだ労働協約、就業規則及び社員一人ひとりの労働契約の関係を整理している。最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 個別の労働契約で決めた条件のうち就業規則の基準に届かない部分は無効となり、その部分は就業規則の基準が契約の内容になる。
「就業規則の基準に届かない部分は無効となり…就業規則の基準が契約の内容になる」が適切です。労働契約法第12条は、就業規則で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約をその部分について無効とし、無効となった部分は就業規則で定める基準によるとしています。
就業規則は、個々の労働契約に対して最低基準として働きます。「就業規則は…労働協約に優先し」は誤りで、労働基準法第92条第1項は、就業規則は法令又は当該事業場について適用される労働協約に反してはならないと定めています。
「個別に合意していれば有効」も誤りで、労働組合法第16条は、労働協約に定める労働条件その他の労働者の待遇に関する基準に違反する労働契約の部分を無効とし、その部分は基準の定めるところによるとしています。「法令に反する就業規則の定めであっても…労働契約の内容となる」も誤りで、労働契約法第13条により、その反する部分には第7条・第10条・第12条が適用されません。
規程を改める際は、就業規則が法令と労働協約に反していないか、労働契約が就業規則の基準を下回っていないかを確かめましょう。
根拠・参照資料: 労働契約法第12条、労働基準法第92条第1項、労働組合法第16条、労働契約法第13条
関連キーワード: 就業規則の最低基準効・労働協約・労働契約法第12条・労働組合法第16条
模試 (40問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)本番と同じ制限時間