ビジネス・キャリア検定 2級 労務管理 安全衛生・健康管理・福利厚生 練習問題 第8問: 厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に照らして、最も不適切なものはどれか。
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に照らして、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 心の健康づくり計画は事業者が策定し、衛生委員会等には策定した後に報告すれば足りるとされている。
「衛生委員会等には策定した後に報告すれば足りる」が不適切です。指針は、労働者の意見を聴きつつ事業場の実態に即した取組を行うため、事業者は衛生委員会又は安全衛生委員会において十分調査審議を行い、心の健康づくり計画を策定することが必要であるとしています。
事業場内メンタルヘルス推進担当者を衛生管理者等や常勤の保健師等から選ぶのが望ましく、労働者の解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ人事権を有する者を選ぶのは適当でないとする記述は、指針のとおりです。計画を労働安全衛生に関する計画の中に位置付けることが望ましいとする点、計画で定めるべき事項の最初に事業者がメンタルヘルスケアを積極的に推進する旨の表明が挙げられている点も正しい内容です。
ストレスチェック制度を一次予防から三次予防までの総合的な取組の中に位置付け、計画でその位置付けを明確にすることが望ましいとする点も指針のとおりです。衛生委員会の付議事項にも労働者の精神的健康の保持増進を図るための対策の樹立が含まれる(労働安全衛生規則第22条第10号)ので、計画づくりは委員会の議題として進めましょう。
根拠・参照資料: 労働安全衛生法第69条第1項、労働安全衛生法第70条の2第1項、労働安全衛生規則第22条
関連キーワード: メンタルヘルス指針・心の健康づくり計画・衛生委員会・メンタルヘルス推進担当者
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