特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習 学科 保護具に関する知識 練習問題 第7問: 金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業場で溶接ヒュームの濃度を測定したところ、溶接ヒューム中のマンガンの濃度の測定値は0.30、0.40、0.50mg/m³
金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業場で溶接ヒュームの濃度を測定したところ、溶接ヒューム中のマンガンの濃度の測定値は0.30、0.40、0.50mg/m³であった。候補の呼吸用保護具の指定防護係数は、取替え式防じんマスクの半面形面体RS3が10、全面形面体RS2が14である。令和2年厚生労働省告示第286号に基づく要求防護係数と選び方について、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 最大値0.50を0.05で割った10が要求防護係数となり、これを上回る指定防護係数を持つ全面形面体RS2は使用できるが、半面形面体RS3は使用できない。
「最大値0.50を0.05で割った10が要求防護係数となり、…全面形面体RS2は使用できるが、半面形面体RS3は使用できない」が正しい。令和2年厚生労働省告示第286号第2条は、金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業場の呼吸用保護具を、要求防護係数(作業場に必要な防護の倍率)を上回る指定防護係数(保護具の種類ごとに決められた防護の倍率)を持つものとし、要求防護係数をPFr=C/0.05(Cは溶接ヒューム中のマンガンの濃度の測定値のうち最大のもの、単位mg/m³)で求めると定めている。
0.50÷0.05=10で、同告示の別表第一の指定防護係数は全面形面体RS2が14、半面形面体RS3が10である。10は10を上回らないので、RS3も使えるとする肢は誤り。
平均0.40や合計1.20を使う肢は、Cに最大値を使っておらず誤り。要求防護係数はマンガンの濃度の最大値を0.05で割って求め、それを上回る指定防護係数の保護具を選ぶ。
根拠・参照資料: 令和2年厚生労働省告示第286号第2条、令和2年厚生労働省告示第286号別表第一、特定化学物質障害予防規則第38条の21第7項
関連キーワード: 溶接ヒューム・要求防護係数・指定防護係数・マンガン
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