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宅地建物取引士資格試験 税・その他 練習問題 第61問: 不動産鑑定評価基準における試算価格の調整に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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中級

不動産鑑定評価基準における試算価格の調整に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

解答と解説を先に見る

正解: 1. 試算価格の調整で各試算価格を再吟味する際の留意事項には、資料の選択、検討及び活用の適否のほか、単価と総額との関連の適否が挙げられている

不動産鑑定評価基準(総論第8章第8節)は、試算価格又は試算賃料の調整を、各試算価格等の再吟味と、各試算価格等が有する説得力に係る判断を行い、鑑定評価額の決定に導く作業としています。再吟味で特に留意する事項には、資料の選択、検討及び活用の適否や単価と総額との関連の適否などが挙げられているので、1が最も適切です。調整は、鑑定評価の手順の各段階を客観的、批判的に再吟味し、その結果を踏まえて説得力の違いを判断する順で行うので、順序を逆にした2は不適切です。説得力の違いは適切に反映すべきもので、各試算価格を同じ重みで扱うとする3も不適切です。説得力に係る判断の留意事項は、地域分析及び個別分析の結果と各手法との適合性と、採用した資料の特性及び限界からくる相対的信頼性の2つで、公示価格との開差は挙げられていないので4も不適切です(公示価格を規準とする定めは第9節の鑑定評価額の決定にあります)。

根拠・参照資料: 不動産鑑定評価基準(国土交通省) 総論第8章第8節・第9節

関連キーワード: 不動産鑑定評価基準・試算価格の調整・再吟味・説得力・鑑定評価額

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