宅地建物取引士資格試験 権利関係 練習問題 第60問: 抵当権に基づく物上代位に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば正しいものはどれか。
この科目 –/64 解いた
中級推定正答率 約 55%
抵当権に基づく物上代位に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 3. 抵当権者は、物上代位の目的債権が譲渡され第三者に対する対抗要件が備えられた後においても、自ら目的債権を差し押さえて物上代位権を行使することができる
民法第372条が準用する第304条第1項により、抵当権は目的物の売却、賃貸、滅失又は損傷によって債務者が受けるべき金銭その他の物にも行使でき、抵当権者はその払渡し又は引渡しの前に差押えをしなければならない。判例(最判平成10年1月30日)は、物上代位の目的債権が譲渡され第三者に対する対抗要件が備えられた後でも、抵当権者は自ら目的債権を差し押さえて物上代位権を行使できるとしたので、3が正しい。 1は誤り。判例(最判平成13年3月13日)は、物上代位による賃料債権の差押え後は、賃借人は抵当権設定登記の後に取得した債権を自働債権とする相殺をもって抵当権者に対抗できないとする。 2は誤り。第304条第1項は「賃貸」によって受けるべき金銭も挙げており、賃料にも物上代位できる。 4は誤り。必要なのは払渡し前の差押えであり、債務者への通知では足りない。
根拠・参照資料: 民法第304条・第372条
関連キーワード: 物上代位・差押え・賃料債権・相殺・火災保険金
模試 (50問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)Premium (ご利用中)制限時間 2時間
広告
解いた後に読みたい解説記事
通信講座も検討するなら
PRアガルート本命
公式 →※ 編集方針に基づく厳選。A8.net 等のアフィリエイトリンクを含みます。