宅地建物取引士資格試験 権利関係 練習問題 第16問: 根抵当権に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。
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根抵当権に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 3. 根抵当権は、一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度において担保する抵当権である
民法第398条の2第1項は、抵当権は、設定行為で定めるところにより、一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度において担保するためにも設定することができる(根抵当権)と規定する。よって3が正しい。 1は誤り。民法第398条の5により、根抵当権の極度額の変更は、元本の確定前であっても利害関係者(後順位抵当権者等)の承諾を得なければできない。後順位抵当権者等の承諾を要しないのは被担保債権の範囲や債務者の変更である(民法第398条の4第2項)。 2は誤り。民法第398条の4第1項により、被担保債権の範囲の変更は元本の確定前に限り可能であり、確定前に登記をしなかったときは変更をしなかったものとみなされる(同条第3項)。 4は誤り。根抵当権は個々の債権の消長と独立した担保権(枠支配権)であり、被担保債権が一時的にゼロとなっても根抵当権自体は消滅しない(民法第398条の2の趣旨)。
根拠・参照資料: 民法第398条の2・第398条の4・第398条の5
関連キーワード: 民法・担保物権・根抵当権・極度額
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