損害保険募集人一般試験 損害保険の基礎知識 練習問題 第9問: 次のア・イの記述について、正誤の組合せとして正しいものはどれか。 ア 重大な過失のない失火によって隣家に延焼させた者は、失火ノ責任ニ関スル法律により、民法第70
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中級推定正答率 約 66%
次のア・イの記述について、正誤の組合せとして正しいものはどれか。 ア 重大な過失のない失火によって隣家に延焼させた者は、失火ノ責任ニ関スル法律により、民法第709条の規定による損害賠償責任を負わない。 イ 失火者に重大な過失があったときは、民法第709条の規定が失火の場合にも適用され、失火者は同条による損害賠償責任を問われる。
解答と解説を先に見る
正解: 1. ア:正 イ:正
アもイも正しい記述です。失火ノ責任ニ関スル法律は、民法第709条の規定は失火の場合には適用しないと定め、ただし失火者に重大な過失があったときはこの限りでないとしています。アは、重大な過失のない失火では同条による不法行為の損害賠償責任を負わないという本則の内容で、正しい記述です。イは、重大な過失があるときは同条が適用されるというただし書の内容で、正しい記述です。同法が適用を否定しているのは民法第709条の不法行為責任であり、借家人が借りている家を焼失させた場合の家主に対する契約上の責任(民法第415条の債務不履行)まで免れるとは限りません。「重大な過失があっても責任を負わない」と覚え違えないようにしましょう。
根拠・参照資料: 失火ノ責任ニ関スル法律、民法第709条
関連キーワード: 失火責任法・重大な過失・不法行為
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