損害保険募集人一般試験 保険契約のルール(保険法) 練習問題 第3問: 次のア・イの記述について、正誤の組合せとして正しいものはどれか。 ア 保険法の規定では、同じ損害を2つの損害保険契約がてん補することとなっている場合、各保険者は
次のア・イの記述について、正誤の組合せとして正しいものはどれか。 ア 保険法の規定では、同じ損害を2つの損害保険契約がてん補することとなっている場合、各保険者は、それぞれの保険金額の割合に応じて按分した額についてだけ保険給付を行う義務を負う。 イ 保険法の規定では、契約の締結の時に保険金額が保険価額を超えていたことについて保険契約者及び被保険者が善意でかつ重大な過失がなかったときは、約定保険価額があるときを除き、保険契約者は、その超過部分について契約を取り消すことができる。
解答と解説を先に見る
正解: 3. ア:誤 イ:正
アは誤り、イは正しいので「ア:誤 イ:正」です。アについて、保険法第20条第1項は、他の損害保険契約が同じ損害をてん補することとなっている場合でも、各保険者はてん補損害額の全額について保険給付を行う義務を負うとしています。按分の考え方が出てくるのは、同条第2項で、自己の負担部分を超えて保険給付を行った保険者が他の保険者に求償する場面です。イについて、第9条は、締結の時に保険金額が保険価額を超えていたことにつき保険契約者及び被保険者が善意でかつ重大な過失がなかったときは、超過部分について取り消せるとし、ただし書で約定保険価額があるときを除いています。重複保険では、被保険者は一方の保険者に全額の保険給付を請求できる点を押さえましょう。
根拠・参照資料: 保険法第9条・第20条
関連キーワード: 重複保険・超過保険・約定保険価額・求償
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