給水装置工事主任技術者試験 給水装置の構造及び性能 練習問題 第19問: 水撃限界の基準は、流速2 m/s又は動水圧0.15 MPaの条件で止水機構を急閉止したとき、水撃作用により上昇する圧力が1.5 MPa以下であることを求めている
水撃限界の基準は、流速2 m/s又は動水圧0.15 MPaの条件で止水機構を急閉止したとき、水撃作用により上昇する圧力が1.5 MPa以下であることを求めている。この判定の考え方について、国土交通省の性能基準の解説に照らし、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 1.5 MPa以下としたのは、使用時に加わる水圧が耐圧試験の1.75 MPaに収まるからである。
「使用時に加わる水圧が耐圧試験の1.75 MPaに収まるから」が適切です。国土交通省の性能基準の解説は、上昇する圧力が1.5 MPa以下なら、通常の使用状態で加わる水圧は耐圧性能試験の1.75 MPaの範囲内に収まり、別の措置がなくても支障がないためとしています。
水撃の基準の解説が挙げる理由はこの1.75 MPaで、逆流防止の試験の1.5 MPa(0.75 MPaとされる最大静水圧の2倍)に合わせたとは書かれていません。上昇する圧力は、水撃圧の最大値から通水時の動水圧(水が流れているときの水圧)を引いた値で、最大値そのものではありません。
自動閉止を0.45 MPa以下とするのは、日本水道協会の旧い型式承認の基準の値で、いまの基準は自動閉止も手動閉止も同じ1.5 MPaです。測定には、通常のブルドン管圧力計でなく応答性に優れた計器を使います。
上昇する圧力を1.5 MPa以下にすれば、使用中の水圧が耐圧試験の1.75 MPaの範囲に収まると押さえましょう。
根拠・参照資料: 給水装置の構造及び材質の基準に関する省令 第3条
関連キーワード: 水撃限界性能・上昇する圧力・動水圧
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